何のためにpingを送信するのか?
読み方は「ピン」と読んだり「ピング」と読みます。両方の読み方がいるのですが、正解はないようですね。ping送信は何のために行うかというと、ブログの更新が行われた際に更新情報を伝えるために利用されています。
どこにpingを送信しているの?
RSSという技術を先に説明しておきましょう。複数のブログを簡単に閲覧するためのツールとして「RSSリーダー」というソフトウェアが開発されました。そのツールで閲覧するためのデータの書式として利用された共通規格が「RSS(Rich Site Summary/RDF Site Summary)」です。RSSリーダーで管理されたブログは、閲覧も軽くデータが更新されたことも容易に判別することができるので一気に普及しました。当時はRSSに対応していないブログサービスなどもありましたが、現在では対応していない無料ブログは無いといっていいでしょう。PCにインストールするRSSリーダーだけではなく、WEB上で利用できるオンラインタイプも開発され「Google」「Yahoo!」「livedoor」からもRSSリーダーが発表されました。このようなRSSリーダーに更新情報を伝える用途としても「ping」送信が利用されました。
RSSリーダーのその後
その後、RSSリーダーは衰退の一途をたどっています。
RSSリーダー「Google Reader」が7月1日に廃止。利用が減ったことと、より絞り込んだ商品に集中していくことを理由にあげている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/14/news035.html
検索エンジンに更新情報を伝えるために
私は検索エンジンに更新したことを伝えるためだけに利用しています。『更新情報を伝える』その点については変わっていませんが、RSSリーダー全盛期の頃に比べると意味合いは違うように思います。
複数サイトにpingを送信しても意味が無い?
結論としては、更新情報を伝えたいところにだけ「ping」を打てば十分だということです。一度も聞いたこともない、ましてや外国などにpingを送信して、たとえ掲載されたとしても意味があるとは思えません。当然ですが、被リンクによるSEO効果なども期待できません。
主要なping送信先一覧
検索エンジン
Google
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
Yahoo!
http://api.my.yahoo.co.jp/rss/ping?u=自分のRSSアドレス
ブログサービス系
goo
http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
livedoor
http://rpc.reader.livedoor.com/ping
FC2
http://ping.fc2.com
ブログランキング
ブログランキングへのpingはランキングに参加してこそ意味があるので、登録方法をよく確認してユーザーに決められたping送信先を設定しましょう。
人気ブログランキング登録方法 http://blog.with2.net/help/?m=item&id=55
WEBサイトから簡単にpingが送信できるツール
FeedPing.net
http://www.feedping.net/
PINGZONE
http://www.pingzone.jp/